浦島太郎を思い出す話
小惑星探査機なる『はやぶさ2』から放たれたカプセルが小惑星『りゅうぐう』で採取した砂を積み明日地上に落下するそうである。
大変夢のある話のような気もする。
しかし以前ここで書かせてもらったが、人間の勝手でこんな事を行うことに対して宇宙における倫理は無いのだろうか。
仮に地球人だけ知らない宇宙の中のルールで、どこかの誰かが所有権を設定していたら窃盗であり、採取の仕方は器物破損にもならないだろうか。
話は飛躍するが、映画『モスラ』ではザ・ピーナッツ扮する二人の小妖精を救うためにモスラが東京で大暴れし、『大巨獣ガッパ』では救われた子ガッパ奪回のため親ガッパが大暴れする。
そんなことはないのだろうが、気になるのである。
ひょっとしたら倫理なんてものが根底から違うかもしれぬ。
そうしたらそんな事を考えること自体が全く無意味なのかも知れない。
しかし、このプロジェクトの中の小惑星『りゅうぐう』なんてのは誰が命名したのだろうか。
カプセルは玉手箱とはならないのだろうか、ここで浦島太郎のを思い出すのは私だけなのであろうか。
以前書いた話