思い出だすあの暑い夏の日
昨日も蒸し暑い一日だった。
夕やみて色の変わる通天閣を目にしながら稽古に向かっていた。
今までいろんな人のお世話になって生きてきた。
三年前の今頃は阿倍野の隅で飲み屋をやっていた。
素人の私に玄人の先輩方が入れ替わり立ち替わり店にやって来てくれて色んなことを教えてくれた。
この時期にそのなかの一人の大先輩をいつも思い出す。
私の心の師匠である。
昨夕もまたその大先輩の顔を思い出しながら稽古に向かった。
多くの師と出逢い誰もが成長するのだと思う。
誰が師であり、何が師であるかはあとで気がつくものかも知れない。
感謝の気持ちを忘れずこの先を生きて行きたい。
◇水なすの思い出
https://standingmiya.hatenablog.com/entry/2017/08/19/143038
稽古に向かう阿倍野の街は暮れかかっていた。