台風から舵取りへ
過去最大級と銘打った台風19号がまた関東方面に向かっているようだ。
関西への影響はこれからのようで、いつもはすぐに止まってしまうJR大和路線は時刻表通りに運行している。
計画運休なんて言葉はいつくらいからあったのだろうか。
ひょっとしたら鉄道用語には昔からある言葉なのかもしれない。
以前の無敵のJRなどには必要のない言葉で、登場する機会が無かっただけなのかもしれない。
そうすると死語ならぬ『活語』なのかもしれない。
計画運休は悪い事ではないと思う。
早いうちに決めてやらないと現場の駅員さんたちは以前は大変そうであった。
ハッキリしないJRの対応に腹を立ててお客さんが駅員さんに詰め寄る光景を見た記憶がある。
そんな場面に出くわすと気分が悪くなる。
どんなに楽しかった事があっても最後にぶち壊されて嫌な気持ちで一日を終えなければならない。
そればかりではない。
腹をくくって新たな計画が立たれていい。
すべて誰かの思い切りなんだと思う。
舵取りが思い切ってくれたらいい。
そのための舵取りなんだから。
一度失敗した事は二度としないこと。
同じ轍は踏まない。
簡単である。
初めての経験を舵取りするほど勇気のいるものはない。
その時どう判断して勇気を持って行動するかで舵取りの価値は決まると思う。
これは簡単ではない。