雨の朝に思う事
雨音で目が覚めました。
天気予報通りの雨です。
乾き切った大地にも空気にも湿り気を与えて今日は落ち着いた一日を送れることでしょう。
それにしても寒くないメリハリの無い冬です。
雪が無く困っているスキー場、例年見込んでいる除雪作業が無く困っている建設会社がニュースに出ていました。
天気に左右される仕事はこの世の中に案外多いものです。
一次産業の農業、漁業、林業は分かりやすいです。
間接的なスキー場や建設会社の除雪の仕事も考えたら分かります。
ゼネコン時代には天候で作業が中止となり日銭を稼がねばならないおっちゃん達が仕事にあぶれてしまうのには理不尽さを感じました。
西成のガード下で雨の昼から酒を飲んでるおっちゃん達の気持ちがわからないこともないです。
働き方改革や同一労働同一賃金で日雇いで生きる労働者の生活は変わるのでしょうか。
『山谷ブルース』じゃないですが、彼らがいなけりゃビルも道路も出来ません。
天気で泣かなくていい、家族が困らない、そんな生活を真面目に働くすべての人が出来るようにする事は可能なように思うのですが、
そして皆が心に余裕と優しさを持って生きることが良循環を回す原動力のように思うのですが、
いつかそんな日が来てもらいたいものです。