スタンディングみや(でした。)

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一歩行者の立場から

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八尾に移り住んで七年が過ぎている。

母の介護を前提での転居であったが今はもうそれも不要となってしまった。

この七年間でマイカーのメーターは9万キロ近くなった。

愛知県の実家との往復がほとんどである。

一般的なことはわからないが、私にしたらこの七年間はよく運転したと思う。

長距離運転にしんどさを感じるようになりそろそろ自動車から降りたいと思っていた。

 

そんな矢先の今日の午後、国会中継をラジオで聴いていると高齢者の免許返納を促すための推進策の一つに『電動アシスト自転車』向けの助成を考えていると国交大臣が言っていた。

間違っていると思う。

実情を知らない、もしくは知らないフリをした役人達の考えた付け焼き刃の施策としか思えない。

街を走っている高齢者、子連れママたちの運転する電動自転車がどんなに危険かよく実情を把握するべきである。

以前ここで書いた。

高齢者やそれまで自動車やオートバイの運転をしたことの無い人間に自分の足より強い動力で移動する怖さを教育しなければいけない。

キチンとしたルールも必要である。

モラルの無い若者の事故ばかりでなく、高齢者の事故も起きているに違いない。

喜ぶのは電動自転車メーカーと保険会社ばかりではなかろうか。

さらなる悲劇を増やしても平気なのだろうか。

 

多くを言わずとも同じことを感じている人は多いと思う。

 

私は、人に迷惑をかけないようなるべく自分の足に頼り、理不尽な事故に巻き込まれないようキョロキョしながら街を歩く老人になりたい。