寝食を忘れる

こんな事は誰にでもあるのだろうか。

気付けば寝ることを、食べることを忘れていた。

なんてことだ。

私の場合、気がつけば寝てるし、食事を忘れたことはない。

たぶんそれを忘れる時がやって来たとしたら認知症の始まりかも知れない。

朝まで締切のある仕事をすることがいまだに時々あるが、必ず食べるし、短時間寝る。

でないと私の頭は動いてくれない。

人間はロボットじゃないから。

と考えたいたら、最近パソコンの画面で『私はロボットではありません』という表示を時々見かける。

ややこしい時代になったなぁと、ポチポチとするのだがそんなこともあってこんな事を思い出したようである。

本当に『寝食を忘れる』ようなことをやってみたい。

死ぬまでにそんな機会がやってくるだろうか。

努力だけでやって来るものとも思えない。

でも『寝食』と『仕事』と選択出来るならば間違い無く仕事を忘れることを取りたい。

『寝食』を忘れるのではなく『仕事』を忘れるほど楽しいことがしたいものである。

仮にそれと生業が同一だとしたら人として一番の幸せ人生を歩んでいるのではないかと思う。

『仕事を忘れるような仕事』である。

苦にならない楽しいことが仕事なのである。

矛盾したことを書いていると自分で分かっている。

死ぬまでか、それに近い時まで悩み続けて生きるような気がする。

そしてそれは私ばかりでなく世の多くの人が頭の隅に残していることなのではないかと思う。

それがなければ人間は進歩することがないように思う。