『秘密の花園』の思い出
家内が淹れてくれたコーヒー、カップは英国のミントン社のもの。
カップごとに名前があり『シークレットガーデン』、秘密の花園である。
私と同年代では子どもの頃にNHKの『少年ドラマシリーズ』を楽しみに観ていた方が多いのではないだろうか。
今のように娯楽番組が溢れ返ってない当時、私には心待ちにしていたテレビ番組であった。
その中にこの『秘密の花園』があったような気がしたが、調べてみたら無かった。
母が兄と私が寝る前に読み聞かせてくれたすべてがゴッチャになってるようである。
コーヒータイムに思い出したこの『少年ドラマシリーズ』には眉村卓の『なぞの転校生』、筒井康隆の『タイムトラベラー』、『七瀬ふたたび』などがあり、それらが私を読書の世界に連れて行った。
スゥェーデンのリンドグレーンの作品も多かったと記憶する。
『長靴下のピッピ』『やかまし村の子どもたち』などが私の想像力を豊かにしてくれた。
そして、NHKに誘導されて母に買ってもらったこれらの本がいまだに捨てれずに持ち歩いてきた。
しかし故あって近いうちにすべてを処分しなければならない。
このブログでも書いた事があったと思うが、古い本だがよろしければ欲しい人にお譲りしたい。
送料はもちろん私が負担します。
『少年ドラマシリーズ』の一作『名探偵カッチン』はリンドグレーンの名探偵カッレくんが原作で作られたドラマである。
NHKで放送された時の主題歌まで何となく憶えている。
子どもの頃に脳に刷り込まれた記憶ってのはすごいと思う。
そしてあの時の楽しさもまだそのまま残っている。
その楽しさを求めて本屋をさまようのかも知れない。
今の子どもたちにも伝えたい名作である。