私の好きなこと
久しぶりにジッとテレビをみていた。
コロナの最新情報を仕入れようとスイッチを入れたテレビであったが、NHK BSで再放送『ダークサイドミステリースペシャル』平成超常大事件ベスト10をやっていてテレビの前から動けなくなってしまった。
何度かここでも書かせてもらっているが、科学で説明しがたい『不思議な世界』が好きである。
ひょっとしたら合気道よりも、料理をすることよりも好きかも知れない。
広い宇宙であってデカい地球である。
分からない事があってもなんの不思議も無いといつも思う。
ただ、その不思議は感動を与えてくれる。
人類の祖先達が残した遺跡だってそうである。
ギザのピラミッドにしても、日本の城にしたって当時の技術の粋と莫大な労力で建造可能なのである。
しかし、そこまでやってしまったのが不思議であり、残っているのが不思議であり目の前にすれば感動しかない。
性格的に物事によっては深く考えない、特にこの世界のことは深く考えない。
UFOもUMAもあっていい、アメリカが円盤を飛ばしていると発表しても驚きはしないし、雪男はヒマラヤの山々を歩き回り、ツチノコは山奥でそろそろ冬眠から目覚めて欲しい。
何もかもを解明しようとしなくてもいいじゃないか。
専門のコメンテーターが複数人出ていたが、済んでしまってからの事は誰でも論ずるのは簡単だ。
この番組のテーマが平成でのベスト10であったからそれでもいいのだろう。
懐かしさとともにテレビの前にいた。
こんな時期だから一年も前のこんな番組を引っ張り出してきたのかも知れない。
コロナの情報番組ばかりに飽き飽きしてくるのはまだ先のことのような気がするが、NHKのことだからもっと現実逃避出来るような番組を用意しているのかも知れない。
『Xファイル』や『ウルトラQ』が好きなのは、原因を人間の都合で決めつけず、そのまま受け入れているところである。
その方が怖さもあるが、楽しく、夢もある。
『Xファイル』をやってくれたDライフの亡き後、私の楽しみはGoogleマップでナスカの地上絵やギザのピラミッドを夜中に一人で眺めることである。