スタンディングみや(でした。)

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猫の右と左

人には必ず利き手があります。

人ばかりではなく、生き物すべてに利き手、利き足があるのであるのでしょうか。

私が出会った猫も犬もとっさに出す前足は右でした。

 

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合気道の稽古では必ず右と左を行います。

どんな場合にも対応出来なければなりません。

とっさに右も左も同じように動かさなければなりません。。

そんな稽古は身体にも脳にも良いように思います。

 

合気道に実戦はありませんが得物(太刀や杖)を持ち戦う際の動きが合気道の動きであり、その得物が自身の手から離れてしまった時に私たちが道場で稽古している技となっていくと思っています。

 

身体の中心から左右平等に伸び出ている手足であるから訓練すれば同じように動かせるようになるでしょう。

道場で見ていると皆さん初めの頃はやはり左右やり易さ、やりにくさはあるようです。

でも道場で過ごす時間とともにそれは均衡していきます。

 

時間をかけて乗り切ってもらいたい右と左です。

 

この言葉『右と左』『左右』の言い方も不思議です。

ただの慣れなのでしょうが。

 

ずいぶん前に台湾のコックさんに聞いた話、

中国料理の『熊の手』は最上級の珍味で非常に高価なものだそうです。

しかも『利き手』の右が十倍くらい高価だそうです。

そのコックさんが言ってたのは熊にも左利きはいるだろうからなぁ、と。

なぜ右手が重宝されるのかは、熊が蜂の巣を利き手の右で破壊して蜂蜜を舐めるからだそうで手を洗わない熊の利き手には蜂蜜が染み込んでいてより美味しいからだそうでした。

 

わからない事の多い生き物の不思議な右と左です。

 

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