稽古前に思う
六月も今日が最終日、一年が半分終わってしまいました。
その終わった半分の半分は誰もが経験したことの無かったコロナとのお付き合いでした。
この目に見えないウイルスとのお付き合いで誰もが多少なりとも生活が変わっていると思います。
私には無用の外出が無くなり、マスクをいつも携帯するようになったことくらいかと思っていたのですが、合気道の稽古をしなくなった事がかなり大きな生活の変化です。
金曜日の夜と、日曜日はほぼ一日の間拘束されていた時間が自由となりました。
ここでふと考えます。
何故ここまでやって来たのか。
皆さんから会費はいただいていますが、道場を始めるために購入したマット代、月々のスタジオのレンタル利用料などで消えていきます。
ボランティアの世界です。
周りの仲間たちもそんな方が多いと思います。
好きだから、が一番ですがここまで世話になってきた合気道や多くの先生、先輩方への恩返しです。
と、考えがまとまったところで今週から始まる稽古に心構えを切り替えます。
実は昨晩、当道場のホームページを見たお母さんから娘さんを見学に連れて行きたい。
と連絡をいただきました。
そしてまた始まるんだな、と思ったところでした。
まだ本格的なスタートとは言いがたいスタートとなると思います。
気を引き締め、ケガは無く合気道の楽しさ、面白味を知ってもらいたいと思っています。
さぁ、また始まります。