スタンディングみや(でした。)

大阪で元気にやっています!

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夢でもない夢のような話

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知らない事が多すぎる。

私はもともと横文字は苦手であるが、『ハイパーループ』なる夢のような高速輸送システムが実現化しつつあるのをまったく知らなかった。

 

時速1,000㎞で移動するカプセル型の乗り物だそうである。

英ヴァージングループがラスベガスで有人の実証試験を行なっている。

 

真空に近い管の中のカプセルが限りなく摩擦や空気抵抗の少ない中を飛ぶように走るのである。

リニアモーターカーの倍の速さである。

 

国によってさまざまな事情があるのだろうが、どうしてこのような移動手段が必要となるのか私にはわからない。

 

在来線の新快速で大阪から京都まで行くくらいの時間で大阪から東京まで行ってしまう計算となる。

NHKの朝ドラ『おちょやん』の録画を2本観ている間に大阪から東京へ行ってしまう。

 

のぞみが主流になった頃から大阪東京間の出張は日帰りとなった。

それまでは必ず泊まりであった。

世の中も大らかで、宿泊費は定額を現金で支給されたから朝まで飲んでホテル代を浮かすのも本人の勝手であった。

 

私はもっぱら大学時代の友人の部屋に転がり込み二人での飲み代に使った。

 

サラリーマンが8時間のうち実際どれくらい仕事をしているのだろう。

身体を使う単純労働でない限り、8時間を労働し続ける人間は少ないと思う。

 

今回の新型コロナで身を持って体験している人は多いのではないだろうか。

 

東京まで泊まりで出張していた頃は違う世界で働く同級生達と情報交換して、新橋のガード下や歌舞伎町で未来を語り、自身を鼓舞したものである。

そんな時間が生まれなくなって久しい、そして更に拍車をかけていくのがこの『ハイパーループ』や『リニア』であろう。

 

何でも良い事と悪い事を併せ持つ。

だからこの事の悪い事には目を向けない方がよいのだろう。

 

さて、これから稽古である。

この『ハイパーループ』なるものが大阪東京間に登場すれば本部道場の朝稽古に通えるようになるなぁ、と思った。

梅田に出て行く感じで、大学のある江古田までちょっと飲みに行くのも可能である。

 

てなことを考えていたらワクワクしてきた。

誰か真剣に日本で取り組んでくれないものだろうか。

 

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