エビチリが好きだ

中華料理が好きである。

最近よくこのFBの中の『街の中華屋』愛好グループのサイトを眺めている。

やはり人口の多い関東圏のほうが店も多く、たくさんの美味そうな写真が登場する。

今住む八尾の近所で心当たりは無く、阿倍野あたりでもたくさんは無かった。

家でボケっと眺めているのが楽しいのである。

サイト内の登場ベスト3はラーメン、餃子、炒飯である。

リーズナブルでハズレの少なさそうなモノばかりである。

私はその次くらいに多い餡かけモノに目がいく。

餡かけ焼きそばや中華丼が好きだということもあるが、どれを見ても美味そうに撮していて、食欲をそそる。

スマートホンのカメラの性能が向上しているのは間違いない。

とにかくピカピカ美味そうである。

そんななか、ふと気付くとエビチリの登場がまだなような気がしてきたのである。

全て見ているわけではないので見落としがあるかも知れないが、あっても極めて少ないのだと思う。

これはひとえに価格の高さが理由に違い無い、エビチリが嫌いだ、という人はかなり稀だと思う。

エビチリは案外簡単に作れる。

煮物だと認識を持って作れば簡単にエビチリは作れる。

ソースは生姜、ニンニクを細かくみじん切りし油で炒める、白ネギの粗みじんを加え少し炒める。

ネギは炒めすぎない。

いい匂いがあがってきたら、お湯、中華だし、スイートチリ、辛いのがお好きならば豆板醤を炒める時に加える。

スイートチリが無ければケチャップで誤魔化すことも可能である。

グツグツ煮て、エビを投入する。

この時のエビであるが、先に焼いたり茹でたりする人もいるが、私は面倒なのでよく片栗と水で洗ったのをそのまま煮ている。

煮過ぎるとアンモニア臭が出るので注意。

片栗粉でのとろみ付けは慣れしかないので、多めの溶き片栗を少しずつ入れながら具合のいいところでやめるのがいい。

これで簡単にエビチリが出来上がる。

写真のエビチリはカサ増しのために炒った卵を入れている。

炒り卵のチリソース煮がメニューとしてあると中国人のコックに聞いたことがあるので、間違いじゃないようである。

高価なエビの代わりにお好きな物を何でも入れたらいいと思う。

思い起こせば大学時代にねずみ男先輩の紹介で始めた高級中華料理店で、空手部の小野君はいつもエビ無しのチリソースだけがかかったガンツォ会飯を特大の宴会丼でたべていた。

それもありだと思う。