小春日和が似合う猫
少し前に愛猫のトラ猫、『トラ』が天寿を全うした。
昔から猫との付き合いはあったがいつも付かず離れずの距離を保ってきたのはこの日のためでもあった。
いつもそばにいるペットがそこに居なくなるのは遠くにいる親戚が他界するよりも寂しい。
意味は違うが、『遠くの親戚より近くの他人』である。
私よりも家内のこれから顕在化するであろう『トラロス』が心配である。
寒い冬に向かうなか小春日和に温かな猫が旅立った。
今年も残すところあとわずかとなった。
いつものようにこの時期一年を振り返ってみると今年もいろんな事があった。
そしていろんな事が分かった一年でもあった。
本当に付き合うべき相手が誰で、これから何をすべきか分かってきた。
遠回りでロスの多い人生である。
でもやってみなければ分からないと思いいろんなことをやって来た。
すべてが絡まって今やっていることにたどり着いていると思う。
人の人生はそれぞれである。
こんな生き方があってもいいんじゃないかと最近やっと思えるようになってきた。