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日帰りで田原市まで

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愛知県田原市、平成の市町村合併渥美半島すべてが田原市となっている。

外海の太平洋と内海の三河湾に挟まれた風光明媚な土地と温暖な気候に恵まれ、豊橋港と付近に集積したトヨタ他の工場の恩恵も受けている生活しやすい場所である。

 

そんな土地柄だから農漁業も盛んで、関西でもスーパーに愛知県産として並ぶキャベツはこの田原市から出荷されるものが多い。

私が子どもの頃の記憶だと、冬場に丸木で組んだA型バリケードの大型版のような背の高い台に大根を吊り下げ干してあり、国道259号線沿いにはタクアン用の大根が延々と並んでいた。

(関係無いが、私たちはこの259号線を地獄線と呼んでいた)

しかし、今見る畑はキャベツばかりであるから、私の勘違いかも知れない。

電照菊のハウスは夜見るときれいだった。

 

すべては遠い過去の彼方の事なのかも知れない。

 

兄はこの田原市にある蔵王山の麓の施設にいる。

母の故郷の山形にも同じ名の蔵王山がある。

これも何かの縁なのかも知れない。

写真は兄の部屋からのぞける景色である。

地平線の向こうが太平洋である。

 

温和な風土が田原の優しい人たちを育てるのかも知れない。

私たち呑気な三河人の中でも気の良い人間が多いような気がする。

 

お笑いのコンビ『オアシズ』の光浦靖子大久保佳代子はここ田原市の出身である。

この二人が田原の代表ではなかろうが、決して人間の悪い二人ではないと思う。

 

気候と自然と人間に恵まれた土地で兄は生活を続ける。

私の田原通いもずっと続く。