猫のパン
昨日、阿倍野のパン屋で見かけたパン。
パン屋でもネコが流行っているようである。
我が家の三毛猫ブウニャンとよく似た配色のパンであった。
猫好きは古今東西広く生息するようで、ネットの世界でもネコは人気、大人気のテレビ番組岩合さんの『世界ネコ歩き』は我が家でも人気の番組で昨年末にあの世に行ってしまったトラもよくテレビの前に座り込んで見入っていたものである。
違う混ざり物を入れて焼くのは難しいのではなかろうか。
食感も味も気になるパンであったが、たぶんどこからかじったらいいのか悩んで結局食べないだろうと思い、とどまった。
私の個人的な考えである、出来れば原型をとどめる動物の食べ物は作ったり売ったりしないでもらいたいものである。
肉や魚は食べるじゃないかと思う人もいるでしょうが、それとは少し違う問題なんですよ。
手元に置きたいが食べたくはない。
なんとはなしにかわいそうである。
矛盾とも言える相反する気持ちが混在するならば最初から無い方がよい。
しかし、食べてもらうためにこの世に生まれてきたパンや菓子たちである。
売れ残り、廃棄処分への道を進むのであるならばなんとかしてやらねばならない。
心を鬼にして目をつぶって食べるか。
てな事を考え出すと大切な秋の夜は更けてしまっているのである。
秋の夜長にふさわしい考え事で今晩こそは悩んでみたいものである。