スタンディングみや(でした。)

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砂漠とニューコロナ

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最近、家内以外の女性と話する機会が非常に少ない。

そんな中、ある女性と話しをしているとアフリカの砂漠に行ったことがあると言う。

砂漠にひっくり返り満天の星が散りばめられた夜空を見たと聞いた。

なんとも優雅でロマンチックな時間を過ごした彼女の姿を想像していると、私も学生時代寝る時間を惜しんでしたアルバイトで貯めた金でエジプトまで行った事を思い出した。

 

エジプトの歴史に興味があったが、もっと興味あったのは砂漠と砂浜の境がどうなっているのか見てみたかった。

結局その確認は出来なかったがギザのピラミッドの前で呆然とし、アブシンベル神殿ではなぜか懐かしさを感じ、カイロ博物館では時間を忘れて一人彷徨った。

 

それから40年近く彷徨い続け、予想にも希望にも反して大阪に漂着している。

人と話しをすることが好きではないのに消去法で営業職に就き、接客業までやってみた。

 

そして今。

今会う人間は限られている。

やっと自分らしく生きているような気がする。

 

ただ、生きて行くためには人と付き合いはしなければならず、我慢して話もしなければならない。

たぶん皆さん、多かれ少なかれそんなストレスってのがあるんだろう。

 

ニューコロナはある意味改革をしてくれたんではないだろうか。

在宅勤務で営業が出来るならばまだ普通のサラリーマンを続けていたかも知れない。

そんなカンジでストレスが減った人もいるんじゃなかろうか。

だとしたら、ニューコロナにもいいことはある。

 

エジプトで感じた郷愁と合気道の我が師範市橋紀彦先生が、ことある機会に『カスバの女』を歌ってくれたのが重なって思え、最近よく思い出す。