久しぶりの畳のうえ
久しぶりの合気道、と言っても稽古ではない。
年に一度だけある高段者の推薦認定のお披露目である。
このコロナ禍のなかで、多くの合気道の仲間は思うように稽古が出来ず苦労しているようである。
この新型コロナの与える影響は私たちの長い人生の中でのほんの短い時間とはならず、これからもずっと稽古ばかりか生活のスタイルまでも変えて付き合っていかなければならない。
ならば前向きに付き合えはばいいのではないだろうか。
思い起こせば、私たちはこれまでもスタイルを変えて生きる事をして来た。
文明開化とともに刀を捨て、チョンマゲを落とした。
和服は洋服へと変わった。
最近でいえば、子供から年寄りまでがコンピュータ付き通信機を肌身離さず持ち歩くようになった。
これから私たちが変えて当たり前の日常にする事は、マスク着用、手洗い、三密回避である。
あとは飲み屋で良識を持ち常識的な飲み方をする。
これだけのことである。
そんなに難しいとは思わない。
これだけを私たちの日常にしてスッキリして生活したいものである。
いつもはこのあと、総会を終えて新年会で一年一度の大集合となる。
今年はそれも当然無く、真っ直ぐ帰宅した。
合気道の無い生活にそろそろ退屈になって来たかもしれない。