スタンディングみや(でした。)

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また運休の大和路線

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明け方雨の強い降りに目を覚ました。

恐ろしいほどの雨風だった。

そして最近すぐ気になるのはJRの運行である。

JR西日本はそれくらいよく動かなくなる。

 

しばらくしてから調べると案の定大和路線は夜9時まで復旧の見込みは立たないとなっていた。

いつもは大和川増水による氾濫のおそれとか、架線事故、人身事故が理由である。

どうしてそんなにかかるんだと、何となく納得いかない理由が多いのだが、今回の理由は柏原市役所での工事足場が線路内に崩れ込んでいるようである。

想定外の強風であったのだろう。

この運休はこれまでのとは違う事が容易に想像が付いた。

 

さすがに事前に利用客は分かっているようで駅に行くと人は少なく、慌てた雰囲気は無かった。

JR西日本の社員達も今回ばかりは自分達の責任では無いと、気が楽なのであろう。

いつもほどの重たい表情は無い。

 

人の少なさはコロナで慣れた在宅勤務にすぐに切り替えた人たちも少なくなかったからであろうか。

 

皆にそれほどの気持ちの余裕があるのであればいい。

上手く表現しにくいのだが、半ば投げやりに近いあきらめにも似た気持ちがあるのではないだろうか。

 

社員すべてが100%の力を出さぬとも会社は回る。

賢い経営者はずっとその事がわかっていた。

でもそのことは隠されているべきであった。

 

新型コロナウイルスは人々の心の中にも病巣を作ったように思う。

『一生懸命』なんて言葉は忘れ去られて死語になるのではないだろうか。

 

やってもやらなくても何とかなるは、コロナ禍での世界的な業績低迷と相まってどこの会社も経営不振に向かい、思うように給料は上がらなくなる。

同じくらいの結果ならばやらないようにしようとなる。

悪循環である。

 

阪神大震災の発生時、黙々と皆電車の停止した駅から目的地に向かって歩いた。

あんな雰囲気はもう経験することは無いのであろうか。

 

なんとなく、今日の曇り空のような未来が待ち受けているような気がする。

私の考え過ぎであればよいのであるが。