歳を感じる時
自分の歳を感じてしまう事がいろいろある。
ここでも書いたと思うが、我が家を代表してスーパーに時々行く。
そして、買った品物を収めるさいにロールになったペラペラのビニール袋を使う。
一枚破り取るまではいいのだが、そこからがいけない。
袋の口が開けれないのだ、指がカサつき舐めるわけにもいかず、ましてやまだ続くコロナ騒ぎ渦中で置いてくれている濡れタオルも触りたくない。
いつもマイバッグに指示された獲得品を収納するのに格闘時間がかかっている。
同じく指の魔力が切れつつあるのが回転寿司のタッチパネル。
年寄りは入場禁止なのかと思ってしまう。
風呂上がりに頭髪が乾きやすくなったとか、他にも身体的に感じる年齢はいろいろある。
しかし、今日感じたのはストレートだった。
大学合気道部の先輩、長く病床に伏せられている俳号『ねずみ男』先輩の夏井いつきの俳句サイト『一句一遊』でのことであった。
事情があって現在私が代理で投句している。
ルールで一度に三句までしか投句出来ない。
その度に本名、俳号、住所などを入れる。
コピペなので大した手間ではないのだが、年齢もポチッとしなければならない。
先輩と私は同じ歳なのである。
いつもは気にもしなかったのだが、今日は投句数が多くて5回ほど『六十代』をポチポチした。
強く『六十代』を感じました。
これが今日感じた私の六十代でした。